SSDは、Solid State Drive（ソリッド・ステート・ドライブ）の略称で、HDD（ハード・ディスク・ドライブ）と同様にデータの読み書きをおこなう記憶媒体です。HDDは回転する円盤（プラッタ）に磁気でデータの読み書きをおこなうため、内部にモーターを搭載する必要があります。SSDはフラッシュメモリを用いてデータの読み書きをおこなうため、HDDのように物理的な動作をおこなう部品が必要なく、耐衝撃性、省電力、軽量化などのメリットがあります。しかし、HDDと比べると最大容量が少なく、容量単価が高くなります。
「ESD-DSA」シリーズ
「ESD-DSA」シリーズは、コンピュータ周辺機器メーカーのエレコム株式会社から登場した、ドッキングステーション機能を兼ね備えた外付けポータブルSSDです。
SSDは、読み込み最大400MB/s、書き込み最大320MB/sの高速データ転送を実現することができます。容量500GBの「ESD-DSA0500GBK」と、容量250GBの「ESD-DSA0250GBK」の2モデルが用意されています。
パソコンとの接続は、USB Type-Cコネクターでおこないます。USB機器やHDMIモニターを接続できるドッキングステーション機能を搭載し、USB Type-Cポート×1、USB Type-Aポート×2、HDMIポート×1の4ポートを増設することができます。
USB Type-Cコネクターは、USB Power Deliveryに対応し、最大85Wの電力を接続したパソコンやスマートフォンなどのデバイスに供給することができます。使用しないときは、USBケーブルを台座に巻き付けて収納することができます。
HDMIポートを搭載し、DisplayPort Alt modeをサポートしたデバイスと接続することで外部モニターに映像出力することができます。最大3,440×1,440ドットのウルトラワイドモニターに対応しています。
USB Type-Aポートは、USB3.2（Gen1）に対応し、 キーボードやマウスなどさまざまなUSBデバイスを接続することが可能です。
対応しているデバイスは、USB Type-Cポートを搭載したWindowsパソコン、Mac、Androidスマートフォン・タブレット、iPadです。対応OSは、Windows 11／10／8.1、macOS Monterey 12／macOS Big Sur 11／macOS Catalina 10.15／macOS Mojave 10.14、iPadOS 15／14、Android 12／11／10／9／8です（日本語OSに限る）。本体サイズは約幅130×高さ29×奥行き130mmで、本体重量は約273gです。
ドッキングステーション機能を兼ね備えた外付けポータブルSSD「ESD-DSA」シリーズで、高速な拡張ドライブと拡張機能を同時に手に入れませんか。
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