「ドライバーユニット」は、イヤホンやヘッドホンの音を鳴らす主要なパーツです。音質を決める要素には、「音源」「コーデック」「アンプ」など複数の要素がありますが、「ドライバーユニット」はその中でも重要性が高いバーツです。「ドライバーユニット」には、ダイナミック型、バランスドアーマチュア型、ハイブリッド型などさまなざなタイプがありますが、デュアルダイナミックドライバーは、2基のダイナミック型ドライバーを採用したタイプで、低音から中高音まで広がりのあるサウンドを再生することができます。
「HP-R300BT」
「HP-R300BT」は、オーディオ関連製品やモバイル関連製品などを提供している「radius（ラディウス）」の「REALTÀ（レアルタ）」シリーズから登場したLDACコーデックをサポートしたハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホンです。
ドライバーユニットは、音の粒一つひとつをパワフルかつ繊細に出力する8.8mm径の「Synchro Motion Driver」が搭載されています。フルレンジのメインドライバーとツイーターのサブドライバーが同軸上に配置されたデュアルダイナミックドライバーユニットです。一般的なマルチドライバー構造で生じやすい音の歪みを、メインドライバーとサブドライバーの間を密閉に近い状態にする特殊構造で抑制しています。これにより、デュアルダイナミックドライバー特有の重厚な低音とクリアで繊細な中高音を実現しています。
イヤーピースは、独自開発の「ディープマウンドイヤーピース」が採用されています。一般的なイヤーピースと比較して耳のより奥の広いエリアでフィットする形状により密閉性が向上し、豊かな低音域の再生と安定した装着感を実現することができます。
ハイレゾオーディオワイヤレス認証コーデック「LDAC」に対応しています。一般的なSBCコーデックの最大約3倍のデータ量を伝送することができ、ハイレゾ音源をダウンコンバートすることなくハイクオリティを維持したまま再生することができます。
マイクはMEMSマイクを2基搭載しています。イヤホンの外側向きに配置したフィードフォワードマイクで集音した騒音を、チップ内に集積された数千種類にも及ぶノイズ音声サンプルから導き出された演算方法によるデジタル処理で低減し、ボイスマイクで集音した音声を相手に届ける「デュアルマイクENC」機能によりクリアな音声通話が可能です。「アンビエントサウンドモード」を搭載し、イヤホンを外すことなく人の声にフォーカスした外音を聞き取ることができます。
AAC接続時の連続再生時間はイヤホン本体で最大約12.5時間、充電ケースを併用することで最大約50時間サウンドを楽しむことができます。LDAC接続時はそれぞれ最大約8.5時間、最大約34時間となります。急速充電にも対応し、5分間の充電で最大約1時間再生することが可能です。
Bluetoothのバージョンは5.2で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、対応コーデックはSBC、AAC、LDACです。再生周波数帯域は5Hz～40kHzで、出力音圧レベルは95dB±3dBです。IPX5相当の防水性能を備え、アウトドアやランニング時などの急な雨や汗でも安心して使用することができます。
本体カラーはブラックとホワイトの2色が用意され好みの色を選択することができます。付属品として、4サイズ（XS、S、M、L）のイヤーピース、充電用のUSB Type-Cケーブルなどが同梱されます。
デュアルダイナミックドライバーユニットを搭載しLDACコーデックをサポートしたハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホン「HP-R300BT」で、パワフルかつ繊細なサウンドをいつでも楽しみませんか。
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