最近は、音楽配信サイトでも”ハイレゾ音源”という言葉をよく聞きます。DAPやヘッドフォンなどのデバイスでもハイレゾ対応の製品をよく見かけます。
”ハイレゾ音源”は、CDを圧倒的に上回る情報量を持つ音楽データで、従来に比べて高音質な音楽を楽しむことが可能です。
当然”ハイレゾ音源”を高音質で再生するには、パソコンやスマートフォンなどの「プレーヤー」となる対応デバイスと「再生ソフト」、「DAC」、「アンプ」「ヘッドフォン」などがハイレゾに対応していることが必要になります。
ポータブルDACアンプでハイレゾ・オーディオを!
オーディオCDは、1秒あたり音をどれだけ細かく計測しているかを示すサンプリングレートが44.1kHz、音量などのきめ細かさを表す量子化ビット数が16bitと決められています。
ハイレゾは、JEITA(電子情報技術産業協会)によると「CDスペックを超えるデジタルオーディオであること」と定義されています。また、日本オーディオ協会による定義によるとハイレゾ音源のフォーマットは、FLAC または WAVファイルでサンプリングレートが96kHz以上、量子化ビット数が24bit以上となっています。また、アナログデバイスは、高域周波数の性能が40kHz以上であればハイレゾ対応となります。
スマートフォンやパソコンで音楽を聴く場合、通常イヤホンジャックにイヤホンやスピーカーをつなぐだけで音を鳴らすことはできます。
しかし、スマートフォンやパソコンは、そのままではCD音質までしか再現できないものが多いです。また、音楽再生に特化していないのでノイズにも弱く、高音質で音楽を楽しむには足りません。
DACでハイレゾ・オーディオを楽しむ!
ハイレゾ音源をそのままでは高音質出力できないスマートフォンやパソコンでも、外部にハイレゾに対応したDACアンプを接続すれば、ハイレゾ音源を思い切り楽しむことが可能です。
スマートフォンやパソコンに接続するDACアンプは、主にUSBで接続して使用します。据え置き型やポータブルなスティック型などがあり、スマートフォンでは持ち運びしやすいスティック型が使いやすいです。スマートフォンやパソコンにDACアンプを接続することで、手軽に高音質なサウンドを楽しむことができます。
手のひらサイズで32bit/384kHz対応の「Spectra X/X2」
フォーカルポイント株式会社から販売されたMaktar(マクター)社製の「Spectra X(スペクトラ・エックス)」「Spectra X2(スペクトラ・エックス・ツー)」は、世界最小クラスの32bit / 384kHz対応のポータブルDACアンプです。
小さな手のひらサイズでありながら、32bit/384kHz PCMおよび11.2MHz DSDのハイレゾ・オーディオに対応しています。MacBook ProやiMacの内蔵出力でも最大96kHzまでなので、さらに高品質のサウンドを楽しむことが可能です。
「Spectra X」はUSB Type-A、およびType-Cに対応、「Spectra X2」では、Lightning端子を搭載し、iPhoneやiPadにダイレクトに接続することができます。
ステレオミニのイヤフォン/ヘッドフォン出力を備えており、最大出力は2Vrms@600Ω/49mW@32Ω。最高クラスの音質を実現するために、高い品質を持つDACチップESS TechnologyのSABRE 9018Q2Cに、Xtra SOUND™による歪み低減テクノロジーを組み合わせています。Lightning端子搭載の「Spectra X2」は、さらに上位クラスのチップESS TechnologyのSABRE 9118Q2Cを搭載しています
精緻な音質豊かなダイナミックレンジと正確性の高いアナログ変換によって、歪みを感じさせないクリアかつパワフルなサウンドを聴くことができます。
最大32bit/384kHzのPCM音源、11.2MHzのDSD音源をサポートしステレオミニのイヤフォン/ヘッドフォン出力を備えており、最大出力は2Vrms@600Ω/49mW@32Ω。、CDオーディオと比較して最大4倍の高音質を楽しむことが可能です。
手のひらに収まるポータブルサイズで、持ち運んで使用することも簡単です。
サイズは、約幅11.2×奥行き11.2×高さ89mmで、重量は約17gとなっています。
ステレオミニのイヤフォン/ヘッドフォン出力を備えており、最大出力は2Vrms@600Ω/49mW@32Ωです。
今持っているスマートフォンやパソコンに「Spectra X/X2」を接続して、音楽配信サイトなどの”ハイレゾ音源”を高解像度で楽しんでみませんか。
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