EInkパネルは、液晶パネルと違いバックライトを使用しないで表示することができます。低消費電力でバッテリーを長持ちさせることができたり、目にやさしいことなどが特徴です。反面、動画など頻繁に書き換えをおこなうコンテンツの表示には向いていません。また、主流はモノクロ表示のモデルで、カラー表示できるモデルも色数は液晶パネルほど多くありません。
「BOOX Nova AIr C」
「BOOX Nova AIr C」は、EInkタブレットのリーディングカンパニーであるOnyx Internatinalから登場した7.8インチカラー電子ペーパーをパネルに採用したAndroidタブレットです。
EInkによって開発された最新のePaperモジュール「Kaleido Plus On-Cell ePaper」がEInkパネルとして採用されています。画面のカラーパフォーマンスが大きく向上し、より鮮明なテキストを表示することができます。前モデルと比較して、フロントライトがオンの場合で色のコントラストが30%、彩度が15%改善されています。フロントライトがオフの場合でもコントラストは6%、彩度は14%改善され、カラー漫画などの電子書籍をより楽しむことができます。フロントライトは従来の寒色に加え暖色も追加され、4,096色のカラー表示も色温度の変更や調整をすることが可能で、周囲の環境や時間帯にあわせてより見やすくすることができます。
ワコムスタイラスペン「BOOX Pen PLus」が付属し、ちょっとしたメモやイラスト、図形を書いたりするときなどに便利です。「BOOX Pen PLus」は電磁誘導方式を採用し、4096段階の筆圧検知が可能で、電池不要で使用することができます。本体と同一のカラーリングを採用し、タブレットの側面に磁力で取り付けることができます。
別売りの物理ボタン付きのマグネットケースと組み合わせることで、スワイプではなく指による物理ボタンへのクリックでページをめくることができます。長時間の電子書籍の読書でも快適に使用することができます。
デジタルノートはアイデアを膨らませるための強力なツールとなるレイヤー、キャンバス、テンプレートなどが用意されています。紙のノートから置き換えることが可能で、創作活動をより自由におこなうことができます。あとでパソコンなどと連携する場合でもデジタルデータなのでスキャンなどの必要がなく非常に便利です。
OSは「Android 11」がプリインストールされ、GooglePlayから各種電子書籍アプリをインストールすることで、カラー電子ペーパーをより便利に活用することができます。電子書籍アプリであれば、indle、honto、Sony Reader、BOOKWALKER、booklive、DMMブックス、Kinoppy、dolyなどの量ボタンページめくり及びページめくり効果オフに対応しているアプリがオススメとなります。また、子供向けの学習アプリや、図や表や音声を用いた語学アプリなどにも適しています。
プロセッサーは「Qualcomm 8コア」が採用され、メモリーが3GB、ストレージが32GBのeMMCが搭載されています。また、5GBのOnyxクラウドストレージを無料で利用することができ、DF等の電子書籍ファイル、メモやデイリーカレンダーへの書き込みなどを常時保存しておくことが可能です。パソコンからクラウドストレージに必要なファイルを入れておくことで、いるでもアクセスして読むことができます。
ディスプレイサイズは7.8インチで、解像度は1,872×1,404（300dpi）です。バッテリーは2,000mAhを搭載し、Bluetoothのバージョンは5.0、Wi-FiはIEEE802.11b／g／／ac準拠の無線LAN規格をサポートしています。また、デュアルステレオスピーカーとマイクも搭載されています。本体サイズは幅194×高さ136.5×奥行き6.3mmで、本体重量は235gです。
7.8インチカラー電子ペーパーをパネルに採用したAndroidタブレット「BOOX Nova AIr C」で、電子書籍の読書を快適に楽しみませんか。
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