プロジェクターの投影方式は液晶方式、DLP方式、LCOS方式という3つの投影方式があります。液晶方式はプロジェクターから発する光を赤・緑・青の三原色に分解してから投写する方式です。カラーの表現が得意ですが、ドットの格子が目立ったり、コントラストが高くできない、黒が締まらないなどデメリットもあります。DLP方式は制御されたミラーIDMD)とレンズで映像を作り、投影する方式です。小型・軽量化しやすく、液晶方式よりもコントラストが高く、ドットの格子が目立たないのが特徴です。LCOS方式は液晶方式の発展系でコントラストも解像度も高く高性能ですが、本体サイズが大きくなり、高価格です。
「TK700」
「TK700」は、4Kプロジェクター部門で3年連続日本トップのシェアを誇り、世界No.1のDLPプロジェクターブランドであるベンキュージャパン株式会社(BenQ)から登場した4K UHD 解像度のDLPプロジェクターです。
投影方式に単板DLP方式を採用し、10,000:1の高コントラス比で鮮明な映像を表現することができます。3,200 ANSIルーメンの高輝度を実現し、日中の明るい部屋などの環境でも鮮やかな大画面で映像を視聴することができます。
解像度は最大4K UHD(3,840×2,160)に対応し、より鮮やかな映像を楽しむことができます。約10億7,000万色の10bitカラーをサポートし、色域はHDTV向けのスタジオ規格Rec.709 カバー率 96%の高色域で正確な色再現性を実現しています。BenQ独自のHDR-PRO技術を搭載し、映像のディティールを向上させています。スポーツ観戦だけでなく、ゲームプレイ、映画、音楽などあらゆるエンターテイメントを余すことなく楽しむことが可能です。
応答速度は、4K/60Hz動作時に約16.7ms、1080p/120Hz動作時に約8.33ms、1080p/240Hz動作時に約4.2msの低入力遅延で、スポーツの素早い動きやFPSゲームでも遅延を感じることなく楽しむことができます。
1.3倍のズームレンズにより、約2.5mの距離から100インチの4K映像を投写することができます。自動垂直台形補正機能、最大30度までの手動水平台形補正機能を搭載し、斜めの位置からの投写でも台形の歪みを簡単に補正することができます。
CinemaMaster Audio Enhancer技術を採用したtreVoloスピーカーを内蔵し、外部スピーカを使わなくても、低音と高音が強化された臨場感あふれるサウンドを楽しむことができます。カスタムチューニングされた4つのサウンドモード(シネマモード、ミュージックモード、スポーツモード、ゲームモード)がプリセットされ、視聴コンテンツに合わせて最適なものを選択することができます。
映像入力ポートは、HDMI 2.0b 2系統(うち1つはeARC対応)が用意され、ストリーミングデバイスや、ブルーレイなどの再生デバイス、 Sony PS5/PS4、Nintendo Switch、Xbox Series Xなどの家庭用ゲーム機、パソコンなどさまざまなデバイスと接続することができます。eARC(オーディオリターンチャンネル)対応ポートは、Dolby Atmosや7.1chオーディオのパススルー出力が可能で、HDMIケーブル1本でオリジナルのオーディオ信号をサウンドシステムに伝送することができます。
本体サイズは約幅312×高さ110×奥行き246mmで、本体重量は約3.1kgです。付属品としてリモコンなどが同梱されています。
4K HDRの高画質と低遅延のDLPプロジェクター「TK700」で、スポーツ観戦や各種エンターテイメントを大画面で楽しみませんか。
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