VideoLANアソシエーションは、メディアプレーヤーアプリ「VLC」の最新版となるバージョン3.0 “Vetinari” の提供を開始しました。Win/Mac/Android向けなど一斉に登場です。
ハードウェアデコードによるアクセラレーションに対応!
「VLC」は、VideoLANのコミュニティによって開発された、フリーかつオープンソースのメディアプレーヤーアプリです。
今回のバージョン3.0では、12bitのコーデックや拡張された色域に対応し、HDRもサポートしています。またChromecastなどのレンダラーへのストリーム再生にも対応しています。Chromecastがネイティブサポートしていない映像フォーマットでもストリーミング再生することができます。
さらに、360度動画や3Dオーディオ再生への対応、字幕サイズの変更などもおこなうことができます。E-AC3、ドルビーTrueHD、DTS-HDなどのHDMIパススルーにも対応しました。
さらにデフォルトでハードウェアデコードによるアクセラレーションに対応しており、これにより4K/8Kなどの高解像度映像の再生もスムーズにおこなうことが可能です。VLCのウェブサイトでは、Galaxy S8で8K/48fpsの360度動画を再生しているデモや、Windows 10で8K/60p動画を再生しているデモが動画で紹介されています。
またコーデックでは、BD-Javaメニューの再生にも対応し、さらにAV1やDaalaといった次世代ビデオコーデックの実験的な対応も行われています。
詳細情報やインストールは公式ホームページを参照して下さい。
VLC 3.0 Vetinari - VideoLAN
VLC 3.0 Vetinari
コメント