イヤホン・ヘッドホンのドライバーユニットは、音声信号と磁石の力で振動板を動かし音声信号を音に変換する重要なパーツです。ドライバーユニットの主要パーツのひとつである振動板は、口径や材質などが音質を決める重要な要素となってきます。一般的なPETなどの合成樹脂やグラフェンやペリリウムでコーティングされたもの、コーティングではなくペリリウムなどの金属そのものを使用したもの、植物由来の繊維から生み出されるバイオセルロースを使用したものなどさまざまな材質が用いられています。
「SOUNDPEATS Mini Pro」
「SOUNDPEATS Mini Pro」は、イヤホンなどオーディオ製品を主に提供するSOUNDPEATS（サウンドピーツ）から登場したバイオセルロース製の振動板を採用した完全ワイヤレスイヤホンです。
10mm径の大口径ダイナミックドライバーを搭載し、低域の量感・臨場感を感じられる再生が可能です。振動板には植物由来の繊維から生み出されるバイオセルロースを採用した振動板を採用し、、プラスチックや鉄や銅などで作られた振動板と比べると、より柔らかく、優しく音声の輪郭を描くことが特徴です。自然で透明感がある立体サウンドを奏でることができ、楽器の細やかなニュアンスや、ボーカルの分離感も忠実に再現することができます。
ノイズキャンセリング機能はハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング（ANC）機能が搭載されています。ハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング機能は、イヤホン外側マイクで環境ノイズを拾いうフィードフォワード方式と、内側マイクで耳に入るノイズを拾うフィードバック方式の両方を採用し、より効果的にノイズを減らすことが可能です。ハイブリッド式を採用することで最大35dBのノイズ低減を実現し、遮音性を高めるパッシブノイズキャンセリング性能も重視した設計により、外音に邪魔されずに没入感のあるサウンドを楽しむことができます。
外音を取り込む「パススルーモード」に対応し、イヤホンを外さずに外部の音を聞くことができます。レジでの会話や、駅や空港などでアナウンスを聞きたいときなどに活用することができます。また、「パススルーモード」を使用することで、通話中も自分の声がこもらず快適に通話することが可能です。
SoCはQualcomm社製の「QCC3040」が搭載されています。通信状態によってビットレートが変動する「aptX Adaptive」をサポートし、対応するデバイスと接続することで高音質・低遅延のサウンドを楽しむことができます。「Qualcomm TrueWireless Mirroring」に対応し、左右のイヤホンとそれぞれ独立して同時に接続することができます。低遅延・低消費電力を実現し、音の途切れが少ない安定した音楽再生が可能です。
cVc 8.0通話用ノイズキャンセリングテクノロジーに対応し、入力した音声信号から通話に支障がでる音声信号を自動で分離し除去することができます。周囲が騒がしい場所でも風切り音や環境音を低減し、クリアな音声を通話相手に届けることが可能です。
Bluetoothのバージョンは5.2で、対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP、対応コーデックはSBC、AAC、aptX Adaptiveをサポートしています。連続再生時間はイヤホン本体のみで最大7時間、充電ケースと併用で最大21時間の再生を楽しむことができます。
バイオセルロース製の振動板を採用した完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Mini Pro」で、自然で散ったいかんあるサウンドを楽しみませんか。
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