脳は100ms（0.1秒）以下の音声の遅延は感じにくいと言われています。Bluetoothを利用したワイヤレスイヤホンでは、その仕組み上通常200ms程度の遅延が発生します。映像に対して音声が遅れて聴こえる音ズレにより、快適にゲームや動画を楽しむのが難しくなります。
各メーカーは、さまざまな技術を採用することにより、遅延を少なくするようにBluetoothワイヤレスイヤホンを改良しています。そのひとつがaptXを代表とする低遅延コーデックの採用で、aptXでは約70ms、aptX LLでは40ms未満の低遅延を実現しています。しかし、これらのコーデックはワイヤレスイヤホンのほかに再生デバイスも対応している必要があり、全てのデバイスで低遅延を実現できるわけではありません。
そこで、基本コーデックのSBCで低遅延を実現するテクノロジーを採用し、遅延を低減しています。搭載されているSoC（通信チップ）による方法であったり、BluetoothのパケットとSBCなどフレーム構造コーデックの転送ズレを抑制する方法などがあります。しかし、これらの技術にはSoCのパワーが必要になるため、電力消費量が増加し、バッテリーの餅が悪化するというデメリットもあります。
「urbanista SEOUL」
「urbanista SEOUL（アーバニスタ・ソウル）」は、イヤホンやヘッドホン、スピーカーなどを展開している「urbanista（アーバニスタ）」ブランドから登場した、超低遅延モード（ゲーミングモード）搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。
超低遅延モード（ゲーミングモード）は、音楽モードでの通常使用時約196msの接続遅延を約70msまで抑制することができます。映像と音声のズレを感じさせず、ストレスの少ない環境でゲームや動画などのコンテンツを楽しむことができます。ゲーミングモードと音楽モードの切り替えは、タッチコントロールをタップするだけで簡単におこなうことができます。
ドライバーユミットは、10mm口径のダイナミックドライバーが採用されています。細部の音まで繊細に表現することができ、クリアで聴きやすく、没入感高いサウンドを楽しむことができます。
通話用マイクは、MEMSマイクを搭載しています。ENCノイズキャンセリング機構を装備し、クリアな音声通話が可能です。
iOS／Androidに対応した専用アプリを使用することで、タッチコントロール機能の設定やプリセットイコライザー機能、左右イヤホンのバッテリー残量確認などをおこなうことができます。
連続再生時間は約8時間で、充電ケースと併用することで約32時間使用することができます。ゲーミングモード時の連続再生時間は約6時間です。充電ポートはUSB Type-Cポートを採用し、充電ケースはワイヤレス充電に対応しています。LEDインジケーターを搭載し、充電ケースの充電状況をひと目で確認することができます。
本体カラーは、Midnight Black（ミッドナイトブラック）、Electric Blue（エレクトリックブルー）、Vivid Purple（ビビッドパープル）、White Pearl（ホワイトパール）の4色が用意され、好みの色を選択することができます。IPX4相当の防水性能を備え、急な雨や汗でも安心して使用することができます。
Bluetoothのバージョンは5.2を採用し、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、対応コーデックはSBC、AACです。イヤホンの本体サイズは約幅22×高さ32×奥行き27mm、充電ケースは約幅66×高さ23×奥行き44mmです。付属品として、3サイズ（S、M、L）のイヤーチップ、充電用USB Type-C to USB Type-Aケーブルなどが同梱されます。
超低遅延モード（ゲーミングモード）搭載の完全ワイヤレスイヤホン「urbanista SEOUL」で、ストレスの少ないゲームプレイや動画視聴を楽しみませんか。
Urbanista SEOUL ゲーミング完全ワイヤレスイヤホン
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