MagSafe規格は、iPhone 12シリーズ以降のiPhoneの本体背面の内部充電コイルの周りに埋め込まれたマグネットを使った新しい規格です。粘着テープを使った場合と違いアクセサリーを簡単に装着、着脱することができ、アクセサリーの可能性を高めることができます。Qi充電器だけでなく、モバイルバッテリーやスマホリング、スマホスタンド、スマホグリップ、ポータブルヘッドホンアンプなどさまざまなアクセサリーが登場しています。
「KHADAS Tea」
「KHADAS Tea」は、シングルボードコンピューター(SBC)やイヤホン、ヘッドホン用アンプ・DACなどを開発・販売しているKHADASから登場したMagSafe規格対応の超薄型ポータブルヘッドホンアンプです。
MagSafe規格に対応しているので、iPhone 12以降のスマートフォンやMagSafe互換ケースを搭載したAndroidスマートフォンなどにマグネットで簡単に装着することができます。最も厚い部分でもわずか7.95mmの薄さで、スマートフォンに装着した場合でも、ポケットなどに簡単に入れることが可能です。
DACチップには高性能なESS Technology社製「ES9281AC Pro」が搭載されています。最大384kHz/32bitのPCM音源、DSD256ネイティブに対応し高音質なサウンドを楽しむことができます。MQA Renderer機能に対応し、MQAコア・デコードに対応するデバイスと組み合わせることで、CDクオリティーに格納されたハイレゾ・オーディオデータを展開することが可能です。
アンプは「RT6863D」が採用され、THD+Nは 0.000447%(-107dB)@32Ω,1KHz、出力レベルは165mW(2.3Vrms)@32Ω、SN比は116dBです。インピーダンスは最大300Ωをサポートし、高インピーダンスのヘッドホンでも駆動させることができます。
入力端子にはUSB Type-Cが採用されています。長さ100mmのUSB Type-C to USB Type-Cのほかに長さ100mmUSB Type-C to Lightningケーブルも付属し、さまざまなデバイスと接続することができます。Bluetooth接続にも対応し、ワイヤレスで接続することもできます。BluetoothチップにはQualcomm社製「QCC5125」が採用され、対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD、LDACをサポートしています。USB Type-Cポートの横にま2つのマイクが内蔵され、ヘッドホンを外さなくても通話することが可能です。
バッテリーは1,160mAhのリチウムイオン電池を搭載し、最大8時間の連続再生が可能です。音声出力端子には3.5mmヘッドホンジャックが用意されています。本体サイズは約幅63.8×高さ95.5×奥行き7.95mmで、本体重量は約73.5gです。
MagSafe規格対応の超薄型ポータブルヘッドホンアンプ「KHADAS Tea」で、スマートフォンでも手軽に高解像度のサウンドを楽しみませんか。
コメント