最近発売されるスマートフォンでは、イヤホンジャックが付いていないモデルも増えてきています。
イヤホンジャックが付いていないスマートフォンで音楽を聴くには、ワイヤレスイヤホンが一般的です。
しかし、ワイヤレスヘッドホンの音質が物足りなかったり、自分好みの有線ヘッドホンを使いたかったりした場合は、Bluetoothヘッドホンアンプを使用することで改善することができます。
バランス出力/ハイレゾ対応のBluetoothヘッドホンアンプ!
Bluetoothヘッドホンアンプは、ワイヤレスで接続できるヘッドホンアンプです。
有線イヤホンをそのまま使うことができ、中にはより高音質な2.5mmバランス出力に対応したモデルも有ります。
内蔵DAC(Digital Analog Converter)に高性能な製品を採用していたり、高音質なハイレゾコーデックに対応していたりもします。
また、一部のモデルは、USBケーブルでPCと接続することで、外付けのUSB DACとして利用することも可能です。
バランス出力対応のBluetoothレシーバー「SHANLING UP4」!
SHANLINGの「UP4」は、バランス出力対応のBluetoothレシーバー/ヘッドホンアンプです。
先に発売された同社の「UP2」に比べて少し大きいサイズですが、より高性能になっています。
DACには、ESS TechnologyのES9218Pを左右独立のデュアル構成で2基搭載しています。Dual DACモードにより、シングルエンド出力であっても2基のDACで駆動することが可能です。バランス出力に限らず、高音質と高出力を実現することができます。
最大96kHz/24bitに対応し、120dBのSN比、0.003%の歪率となっています。
3.5mmシングルエンド出力に加えて、2.5mm4極ジャックを装備し、バランス出力にも対応しています。ハイレゾにも対応し、Hi-Res AudioとHi-Res Audio Wirelessの認証を取得しています。
Bluetoothチップには、Qualcomm製のCSR8675を採用しています。Bluetoothのバージョンは5.0で、コーデックは、LDAC/HWA LHDC/aptX HD/aptX LL/aptX/AAC/SBCに対応しています。
LDAC、HWA LHDC、aptX HDは、それぞれBluetoothの規格内でハイレゾ相当の高音質伝送を可能とした音声圧縮技術です。
また、本体のLEDインジケーターの発光色で、コーデックがわかるようになっています。
ナチュラルサウンド/モニターサウンド/メロウサウンド/ウォームサウンドといった4つのフィルターを備え、本体のモードボタンから切り替えることができます。モードボタンからは2段階のゲイン調整を行うことも可能です。
本体はアルミニウム製のフレームに曲面ガラスパネルを取り付けたデザインを採用しています。側面には電源のオンオフや再生/停止、曲送りなどが行える多機能ホイールが搭載されています。
Knowles製のマイク「SiSonic」も装備されているので、通話もおこなうこともできます。
バッテリー容量は550mAhで、シングルエンド出力で最大15時間、バランス出力で最大10時間使用することができます。充電端子にはUSB Type-Cを採用しています。
また、USB Type-C端子でPCと接続することで、USB-DACとして使用することも可能です。
!!本体サイズは、約幅60×奥行き36×高さ13.5mmで、本体重量は37gです。
取外し可能なクリップケースとUSBケーブルが付属しています。
バランス出力、ハイレゾ対応のポータブルBluetoothヘッドホンアンプ「SHANLING UP4」で、より高音質の音楽を外出先でも楽しみませんか。
ポータブルBluetoothヘッドホンアンプ SHANLING UP4
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