パソコンでもタイムドメイン(時間領域)理論のスピーカーならではの爽やかで自然な音をさらに高音質で楽しむことができる USB NOS-DAC デジタルアンプ「TDC-2000」が、2017年12月24日(日)に株式会社シロクマから発売されます。タイムドメインスピーカーとNOS-DACを組み合わせることで、デジタル音源に収録された本来のクオリティーを楽しむことができます。
タイムドメインスピーカーの高音質をパソコンでも!
「TDC-2000」は、株式会社シロクマから発売されたUSBケーブルでパソコンと接続する USB NOS-DAC デジタルアンプです。タイムドメイン(時間領域)理論のスピーカーならではの華やかで自然な音をさらに高音質で楽しむことができます。
従来の一般的オーディオシステムは、音を周波数成分の集まりと考え、「成分」を再生することに主眼をおいて作られていました。「タイムドメイン理論」では、音は空気の圧力が時間で変化するもので、その変化の形を正しく再生するべきだと考えられています。この考えに基づいて、スピーカーもアンプも全ての機器が作られ、微小音まで原音を真のステレオフォニックとして、音像を再生します。小さくて軽い振動板、コンパクトなアンプと従来のオーディオとは全く反対のように見えますが、ナチュラル、ハイクオリティーを実現するための技術です。
タイムドメイン理論のスピーカーは原音を忠実に再生する自然で聴き疲れしない音が特長で、株式会社タイムドメインの「Yoshii9 MK2」を筆頭に、株式会社シロクマの「midTower」「SuperPod」「myPod8」などのライセンス製品もそろっています。
今回発売される「TDC-2000」は、”NOS-DAC”と呼ばれるタイムドメインスピーカに最適なバーブラウン社製DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)「PCM2706」を採用しています。
通常のDACは「オーバー・サンプリング」(CDの音楽データをなめらかに再生しようとする処理)がほとんどですが、「NOS(ノン・オーバー・サンプリング)-DAC」は何も加工せずに、音楽データをそのまま音声信号に変換します。
オーバー・サンプリング処理によって、データ量が膨大に増えますが、元のCDに収録された音の情報以上に情報量が増えるわけではありません。逆にオーバー・サンプリング処理をおこなうことによって、微細な音が滑らかさに潰されてしまいます。
タイムドメインスピーカーでは音源の情報量を忠実に再現できるので、オーバー・サンプリングDACによる再生では聴こえていなかった余韻や空気感が、たくさん聴こえてきます。
特に弦楽器や打楽器など、一瞬で鋭く立ち上がる音色を忠実に再現し、楽器が発した音の余韻を濁らさずに伝え、ミューとした時のスパッとキレて生まれる静寂感も味わうことができます。
タイムドメインスピーカーとNOS-DACを組み合わせることで、デジタル音源に収録された本来のクオリティーを楽しむことができます。
最大出力は14W+14Wで、背面にUSB入力とアマログ入力(ステレオミニ×1、RCA×1)粗搭載し、スピーカーターミナルも装備しています。前面には入力/出力切り替えスイッチ、ボリュームノブが搭載されています。電源は付属のACアダプターにより供給します。
本体サイズは約幅136×奥行き155×高さ70mmで、本体重量は1.0kgです。
パソコンでもタイムドメインスピーカーの能力を引き出すことができるUSB NOS-DAC デジタルアンプ「TDC-2000」で、快適なパソコンオーディオの世界を構築してみませんか。
コメント