ノートPCやWi-Fi専用タブレットを外出先で使いたいと思いませんか?
モバイルWi-Fiルーターを持っていない!
公衆無線LANサービスのエリア外!
そんな時におすすめなのが、格安SIMのスマホを使ったテザリングです。
大手より通信料金の安い格安SIMのテザリングを使って外出先でも、ノートPCやWi-Fiタブレットをお得にネットに接続しましょう。
テザリングとは
スマートフォンや携帯電話などのモバイル通信端末ををアクセスポイントとして、ノートPCやタブレット、ゲーム機などをインターネットに接続する機能のことです。
スマホが繋がる場所であれば、時間や場所を選ばずにどこでも利用することができます。
テザリングのメリット
ノートPCやWI-Fiタブレットを外出先で使いたいために、わざわざモバイルWi-Fiルーター(WiMAXなど)の契約を考えていませんか。
テザリングを使えば、モバイルWi-FiルーターがなくてもノートPCやWi-Fiタブレットをネットにつなぐことができます。
モバイルWi-Fiルーターが必要ないので、その分端末代金を節約できます。
また、モバイルルーターを使う場合はデータ通信専用のSIMをスマホと別に用意する必要がありますが、テザリングを使えばスマホの格安SIMだけで済みますので、月々の通信料金も節約になります。
テザリングのデメリット
テザリングを利用すると、スマホのデータ通信量が増加します。
YouTubeなどの動画配信サービスなどで高画質の動画をたくさん見たり、OSやソフトのアップデートなど行われた場合は、通信量が跳ね上がってしまい、通信速度が制限される場合があります。
制限されてしまうと、スマホ自体の使い勝手が悪くなってしまいます。
また、テザリング中はスマホが常に通信し続ける状態になるため、バッテリーの消費量が大きくなります。
肝心なときにスマホがバッテリー切れということにもなりかねません。
テザリングの種類
テザリングには3つの種類があります。それぞれ特徴がありますので使い方にあった接続方法を選びましょう。端末によっては対応していないものもあります。
Wi-Fiテザリング
最も一般的なやりかたです。スマホとノートPCやWi-Fiタブレットを無線LANを利用して、スマホの回線でネットとつながります。
通信速度は早めで、複数機器の同時接続ができます。
デメリットは、バッテリーの消費が大きいことです。
Bluetoothテザリング
スマホとノートPCやタブレットをBluetooth通信でつなぎます。
通信速度は遅めで通信できる距離も短いですが、省電力なのでバッテリーが長持ちします。
USBテザリング
スマホとノートPCなどをUSBケーブルで直接つなぐ方法です。
USBポートがある端末同士でないと利用できません。また、USBケーブルを持ち歩くことになります。
通信速度は早めで安定しています。
同時にスマホの充電ができますが、ノートPCなどのバッテリーの減りが早くなります。
接続方法
ここでは、一般的なWi-FiテザリングでAndroidスマホとノートPCやタブレットを接続してみます。
スマホの設定
※使っているスマホによって一部手順に違いがあります
1.「設定」画面を開きます。
2. 無線とネットワークの「もっと見る」を選択します。
3.「テザリング」を選択します。
4.「Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ」を選択します。
5. ネットワーク名、セキュリティ、パスワードを設定して保存します。
6.「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」をタップして、機能をオンにします。
これでスマホ側の設定は完了です。
ノートPCやWi-Fiタブレットの設定
1. Wi-Fi接続設定画面から、先ほど設定したネットワーク名を選択します。
2. パスワードを入力して「接続」をタップして接続します。
これで設定は終わりです。
ホームページなどを見て、接続されていることを確認しましょう。
スマホの「テザリング」画面で「接続中のユーザー情報」に、接続している端末のMACアドレスが表示されます。
最後に
テザリングを利用すれば、スマホ1台でノートPCやWi-Fiタブレットがネットに接続でき、とても便利です。
ちょっとだけ外出先でネットに繋ぎたいようなときは、デザリングを使ってみましょう。
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